高槻ルーロー創立記念!

自分らしく生きる成人期

~人は必ず成長する~ 服巻智子先生

9月30日に、服巻先生の講演を聞いてきました。

まず、え、高槻ルーローって?服巻先生って?という方のために簡単に、ご説明させていただきます。

高槻ルーロー・・・詳しくはこちら

一般社団法人 成人ASD研究会です。

自閉症スペクトラム症の成人の方やその家族が
自分らしい生き方を学び合う研究会です。  ~高槻ルーローHPより~

というものです。設立されたのは、「学校コワイ」の作者でいらっしゃる、よつばもこさんと、もこさんの子供さんの先生であり、もこさんとは20年以上のおつきあいをされている、植村美栄子先生です。成人の当事者や、家族を支援する団体は少ないかと思います。これからの高槻ルーローの活動に、カラーズとしても今後注目していきたいと思います。

服巻智子先生

私が最初にお会いしたのは、といっても壇上にいらっしゃったのですが、だいたい3年くらい前でしょうか。

会場に少し早めに到着したときに、おそらく先生だなあという方が、会場前の玄関で、車から降りてこられるところでした。

もう、一目見ただけで、オーラがすごかったですw

で、どのような先生かといいますと、これがまた、すごい方でして。

肩書だけで、もう文字でいっぱいになりそうなのですが、現在は佐賀県の、発達障害特化型支援機関NPO法人それいゆの活動、大阪大学大学院、大阪大学、金沢大学等、数多くの大学での教員をされています。

さらに、米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校精神医学部TEACCH部、英国バーミンガム大学に留学など、世界中でご活躍され、TEACCH上級コンサルタント、ソーシャルストーリーズ公認指導者でもあります。(この二つの資格は、もうとんでもなくすごいんですっ!)

そんな素晴らしい先生なのですが、実は、先日東京で行われた「スペクトラム学会」において、大変なお怪我をされました。

東京から佐賀にお帰りになったあと、地元にもどられてから入院されていたのです。けがをした当時、私も先生と、夕食の席でも一緒だったのですが、(ただ横にいたっていうだけですがw)前日お元気だったのに、次の日の朝、車いすで、ただならないような雰囲気だったので、本当に驚きました…。

後で聞けば、入院どころか、手術までしないといけないほどの状況だったそうですが、あの時の先生のお顔は、いつも通りのニコニコ笑顔で、まさかそんな重症だったなんて信じられないほどでした。本当に、芯のある、というか、一本がっちりと筋が通った、すごい先生だなと思いました。

今回の後援会

残念ながら先生は、そういう事情で会場に来られることができませんでした。

しかし!

「残念ながら」は前言撤回!

今回のこの講演会、「ウェビナー」方式で開催されたのですっ。

あらかじめ、先生の講演を録画し、それを映し出し、さらに、スカイプで先生と直接お話しする!というものでした。

これが、ほんとに、すばらしかったです。病室から笑顔で手を振る先生の姿に、まさにその場におられるよりもずっと身近に感じましたし、講演の内容も、ほんっとに、私のこれからの生き方を変えるほどの、内容でした。

あと、高槻ルーローのスタッフのおもてなしに、感動しました。

多くの販売ブースや体験コーナー。(私も、PECSコーナーで、ちょこっとお手伝いさせてもらいましたw)

高槻ルーローのみなさんの手話による、心あたたまる「花は咲く」

もこさんたちの、なんだろなぁ、ほんわかした笑顔に、癒されました。

そして、領収書番号を活用した「抽選会」などなど。残念ながら外しちゃいましたが、ちょっとドキドキエキサイトできました。

先生がいらっしゃらないマイナスなんて全くなく、それ以上の価値のある時間をすごすことができました。

どんなお話しだったか

前置きでずいぶん長くなりました。

こうして、レポートを書くつもりでいたのに、講演に熱中するあまり、またまた写真を一枚もとっておりませんが…

もちろん、ここですべてのご紹介はできませんが、私の中でのポイントは3つです。

穏やかな成人期を送る人の共通点。

ASDの社会脳は、遅れて発達する。

親も自分の人生を歩むこと。子どもを「どうにかしたい」と思いすぎないこと。

ことあるごとに、皆さんに、今日教わったことについては、できる限りお伝えしたいと思っています。

今まで、療育を続ける中で、もやっとしていたもの、疑問に感じていたことが、まさにアメリカでも議論になっていて、その明確な見通しが、この日を境にして、立てれたなと思いました。

そして、先生は、最後に、どんな未来を目標にするのか、ということをお話しされました。

それは

「誰かを愛することができること」

ということでした。

愛すること、相手を思いやること、いたわること…

それを成し遂げた人もおられるのです。

そんな未来も、かなえられるんだと思うと、希望が持てましたね。

家庭で、学校で、そしていろんな場面で、やるべきことがたくさんできました。ほんとに、大変なことです。発達障害の子育ては、やっぱり一筋縄ではいきません。

でも、そこには、かけがえのない学びがあり、出会いもありました。誰にも奪えない財産があるのです。

ASDという世界を知って、私は、本当によかったと心から思えました!

 

最後に、この後援会を企画された、もこさんはじめ、高槻ルーローのスタッフのみなさんに、心からの感謝をお伝えしたいと思います!